iPhoneで格安SIMを使うため設定
iPhoneユーザーも、もちろん格安SIMが使いたいです。しかし「iPhoneは使えないとか、設定があるとか・・・」という不安がiPhoneユーザーには発生しがちです。そこでiPhoneの場合で格安SIMを使う場合、どのような手順で、どのような設定や流れがあるのかを知っておくと安心して購入できます。
iPhoneで格安SIMは使える?
そもそも、iPhoneで格安SIMは使えるのか?というのがiPhoneユーザーの不安の第一段階です。しかし実際は格安SIMと、それまでのキャリアの相性が大事であって、iPhoneそのものが使えるか使えないかではありません。元々持っているiPhoneがdocomoのものなのか、auかsoftbankかで条件が異なるのです。Docomo版の方は格安SIMが現在はほとんどdocomo回線を利用しているために、SIMを入れて設定するだけで使えるので、あえて気にするならiOSのバージョンくらいです。機種としてはiPhone5sから対応しています。AuのiPhoneの場合は、iPhone5s/5cで対応していなかったり、テザリングとSMS送受信が出来なかったりします。iOSのバージョンも対応か注意が必要です。SoftbankのiPhoneの場合は、softbankの格安SIMである「b-mobile」であれば大丈夫。他の格安SIMにする場合は、SIMロック解除が必要になります。Softbank契約後181日目以降になれば、ソフトバンクショップで解除可能です。SIMカードサイズは、iPhoneは「nano SIM」になります。サイズが違うと入らないので注意です。
iPhoneの格安SIMのための設定をしよう
格安SIMは、キャリアと違って端末とSIMをセットで必ず販売しているわけではないので、SIMのみを購入した場合、キャリアがやっていた設定も自分でやらなければなりません。一番大切なのは、通信ができるようになる「APN設定」です。どこにどのような設定で通信をするかというアクセスポイント名が必要になります。iOSでは、バージョンが違っても基本的な設定方法は同じなので、格安SIMのサイトに繋いだり、専用アプリから設定します。購入した格安SIMを端末に挿入したら、まず最初に行うのはWi-Fiに繋げます。これは、APN設定が完了するまでモバイルデータ通信が作動しないためです。基本的にはiPhoneのSafariを開き、格安SIMのサイトでプロファイルをダウンロードしインストールします。iPhoneの「設定」→「一般」→「プロファイル」へ進んで、インストールになります。格安SIMによっては専用のアプリが用意されていたりするので、ダウンロードしておくと良いでしょう。最終的にはアプリの場合も「構成プロファイルのインストール」という部分にたどり着き、プロファイルをインストールして終了になります。この過程で「パスコード入力」というのが出てきたりする方もいらっしゃいますが、このパスコードは自分のiPhoneを開くためにかけたパスコードになります。Androidoとは設定の仕方が異なるのが注意点であることと、Wi-Fi環境が自宅にない場合は、Wi-Fiがあるカフェなどで設定作業すると良いでしょう。
28【格安SIMを使うためのAndroid設定】
格安SIMをスマホで使うためには、スマホ自身に設定が必要です。大手キャリアのスマホを使っていた方は、スマホというのは購入した時には基本的な設定が備わっているので、SIMを差し替えすれば設定完了と思いがちです。が、SIMは中に大切な情報は登録されているものの、スマホを同時購入しない場合SIMに合わせた設定は自分でしなければなりません。「格安SIMを差したらネットが使えなくなった!」と慌てる前に、設定が必要なこと、どのような設定が必要で、設定するために何が必要かを知っておきましょう。
iPhoneとAndroidでは設定が違う
スマホも大きく分けるとOSで違いがあります。iPhoneとAndroidではOSが違うのです。格安SIMを入れてもそのOSは変わらないので、設定はそれぞれ別になります。インターネットに接続するための大切な設定は「APN設定」といってiPhoneでもAndroidでも必要性は同じですが、画面は違うので自分のスマホがAndroidの場合はAndroidの設定方法を見ながら設定しましょう。
AndroidのSIMとAPN設定(電波サーチ)
端末に合ったSIMを購入したら、電源を落としておいた端末にSIMを挿入し、それから電源を入れます。自動で電波をサーチしてくれることもありますが、しない場合は手動設定になります。電波サーチをする場合には「設定アプリ」を開いて「その他」をタップします。次に「モバイルネットワーク」をタップして「通信事業者」をタップすると、ネットワーク検索が始まります。時間が経つと端末に対応する通信事業者が複数表示されるので、「自動的に選択」を選ぶと入っているSIMに合ったネットワークが選ばれます。
AndroidのAPN設定(手動入力)
手動で設定をする方法もあります。「設定アプリ」を開いたら「その他」をタップして「モバイルネットワーク」をタップします。「画面の右上にある+」をタップしたら、APNやユーザー名、パスワード、認証タイプなどを入力することができます。入力したら必ず保存をして登録しまし、APNをタップします。
Googleサービスを利用できるようにする
Android専用アプリをダウンロードするには、ウェブストアの「Playストア」などGoogleが提供しているサービスを利用することになります。これには「Googleアカウント」というIDが必要なので、まずはこのアカウントを登録してダウンロードを可能にしましょう。すでにアカウントを登録している端末を使う場合は操作は要りません。まずは「設定」を開き「+アカウントを追加」をタップします。色々な選択肢が出るかもしれませんが「Google」を選んでタップします。「Googleアカウントを追加」の画面で「新しいアカウント」をタップして、その後は画面表示に従って名前やユーザー名の選択など設定して登録します。
通信量が少ないGBの時の節約設定
アプリは日々進化していて、よくアップデートされます。しかしこれを常時していると、格安SIMで通信量が少ない場合は勝手に通信量が無くなっていきます。そこで、アプリの自動更新をオフにするか、Wi-Fiに繋いでいる時のみの自動更新にしておきます。「GooglePlay」を開いたら「設定」から「アプリの自動更新」をタップします。「アプリを自動更新しない」もしくは「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」を選択します。
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