電話かけ放題やデータ通信容量・速度無制限格安SIMも?

格安SIMはスマホヘビーユーザーにもおすすめ

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MVNOが取り扱いをしている格安SIMを利用して運用するスマホのことを格安スマホといいますが、格安スマホという呼び名から、料金が格安な分、スマホの通信速度が遅かったり通信安定性に不安があったり、利用できる高速データ通信量が少なかったりとイメージする人も多いと考えられます。

しかし実際のところ、MVNOは大手携帯キャリアからモバイル通信回線を借りて格安SIMサービスの提供を行っているので、利用可能なエリアや通信安定性は大手携帯キャリアと同等ですし、通信速度についても、回線が混みあう時間帯でなければ、数十Mbpsの速度がでるので動画の視聴も特に不自由なくできるようになっています。

また雑誌などのメディアでは、格安SIMは利用できる高速データ通信量が少ないことや、基本プランに無料通話分がないことを弱点にして指摘することが多いですが、MVNOによっては大容量の高速データ通信プランの取り扱いをしていますし、定額でLTE通信がし放題となるプランさえ存在しています。

加えて、無料通話分の問題についても、最近では多くのMVNOが定額料金で通話し放題になるオプションの取り扱いを始めたので、このオプションを利用することで、音声通話をよく利用する人でも安心して格安スマホの運用ができるようになっているのです。

つまり、今や格安スマホはあまりデータ通信をしない人や通話をしない人だけが便利に使えるものではなく、スマホのヘビーユーザーや通話をよくする人でもお得に利用できるサービスとなっているのです。

データ通信量無制限、通話し放題が利用できるMVNO

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現在では多くの業者がMVNOとして格安SIMサービスに参入していますが、もちろんすべてのMVNOがデータ通信量無制限プランや通話し放題オプションを取り扱っているわけではありません。これらのプランやオプションの取り扱いを行っているMVNOを紹介するとともに、サービス内容や料金体系について比較を行っていきます。

データ通信量無制限プランがあるMVNO

データ通信量無制限プランがある代表的なMVNOは、

・b-mobile

・UQ mobile

・U-mobile

・ぷららモバイルLTE

・DTI SIM

となります。

b-mobileは月額1980円からデータ通信量無制限プランの利用が可能ですが、回線が混みあう時間は極端に速度が遅くなるので注意が必要です。またUQ mobile1980円から利用が可能ですが通信速度は最大で500kbpsとなっています。

U-mobileは月額2480円から利用可能で、定額料金で音楽が聴き放題になるサービス付きのプランの取り扱いもあります。ぷららモバイルLTEは月額2759円から利用可能で通信速度は最大で3Mbpsとなっていますが、3日間の速度制限がないので、真の意味でデータ通信使い放題となっています。DTI SIMは月額2200円から利用可能で速度にも安定感があります。

かけ放題オプションのあるMVNO

かけ放題オプションのある代表的なMVNOは、

・楽天モバイル

・DTI SIM

・FREETEL SIM

・NifMo

となります。

楽天モバイル、DTI SIM、FREETEL SIMのオプション内容は、定額料金で一回あたり5分以内の通話がかけ放題になる、という内容になっています。オプション料金は楽天モバイルが850円、DTI SIMが780円、FREETEL SIMが840円となっています。なお、FREETEL SIMには月額399円で1分以内の通話がかけ放題になるオプションもあります。

一方でNifMoのオプションは、月額1300円で国内通話がかけ放題になり、月額2700円で国内でも国外でもかけ放題になるオプション内容となっています。


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