SIMタイプ別の格安SIMの格安比較

格安SIMの販売が始まった当初は「格安っていっても本当に使えるのか?」という心配がささやかれました。今までの大手通信会社キャリアから飛び出すのはなかなか勇気が要ったものです。しかし今は多くの格安SIMの会社MVNOが軒を連ね、選ぶのに困るくらいです。「結局、どこが一番お得なのか?どこが一番良いMVNOなのか」と、早速知りたいところですが、ここは自分が端末をどう使っていきたいかというところから、同条件での比較をしていきたいです。

 

データ通信専用プラン~3GB

Wi-Fi環境が多いところで使用するとか、2台持ちで音声電話機能は要らないなどの場合、最低限の容量でなるべく格安で抑えたいところです。MVNO各社、3GBまでのプランは出しているところは多いですが、価格もサービスも横並びではありません。特徴をよく知った上で選びたいところです。

まずは激安SIMとしてはDMMモバイルのライトプランです。なんと月額440円。条件としては通信速度は気にしないタイプということで、高速通信ができません。同じDMMモバイルですが、1GBで480円という安さのプランは高速データ通信プランです。2GBは770円、3GBは850円です。

1GBプランで同じ月額480円はイオンモバイルです。ただし、イオンモバイルはGB数が上がっていくと、2GBは780円で、その上は4GBで980円になります。

おススメの1GBプランはLINE mobileのラインフリープランです。1GBで月額500円だと、DMMモバイルの方が安いのですが、LINE mobileはLINEアプリのカウントフリーが付いてきます。もしユーザーがLINEアプリをあまり使わない方だとメリットは少ないのですが、トークや画像送受信やタイムラインなどフルに使われている方なら容量UPと同じでしょう。今はメールなどよりもLINEでのコミュニケーションが多いと思うので、そこがカウントフリーだと助かります。しかも、1GBという容量を使い切ってしまっても、LINEを使う分には高速通信が可能です。同じLINE mobileの3GBはLINEだけでなくツイッターやFacebookやinstagramもカウントフリーです。これらのヘビーユーザーには3GBが1110円というのは格安といえるでしょう。

 

音声通話付プランの~3GB

スマホ利用者が格安SIMを購入する場合、半数以上はデータ使用量3GB未満を狙って探す傾向にあります。さらに2台持ち以上でなければ、音声通話付プランで購入していることが多いです。

1GBを基準にすると月額1200円台として、DTISIMの月額1200円、DMMモバイルのライトプラン1140円、高速プランの1260円、イオンモバイルの1280円、LINE mobileの1200円というところでしょう。

この中でLINE mobileならばLINEアプリはカウントフリーなので、トークなどのチャット機能はもちろんタイムラインなども使っても1GBの中には入りません。また、LINEには無料電話もついているので、電話代も気にしなくて済むという月額1200円という価格は魅力です。

 

音声通話付プランの4GB~10GB

音声通話付プランではデータ容量をそこそこ増やしておくユーザーもいます。これは動画などを見る機会が増えたことによります。人気は6GBですが、この線の最安は5GBで月額1910円のDMMモバイルです。

しかし6GBでは気にせず動画を見るというほどの容量ではありません。BIGLBE SIMなら「エンタメフリーオプション」としてYouTubeやAbemaTVなどがカウントフリーになります。1台持ちで動画をたくさん見たいという方には安いといえるでしょう。このオプションは6GB以上につけられるので、2150円プラス480円ということになります。ちなみに、データ通信のみでもオプションをつけることができます。また、音声通話付SIMだと「電話代が気になる」ということもあります。

楽天モバイルなら5GBプランにかけ放題を足して4130円になります。大容量タイプなら30GBが人気で、イオンモバイルの月額6080円が最安です。次が楽天モバイルの月額6190円。エキサイトモバイルの月額6680円と、OCNモバイルONEの月額6750円。BIGLOBE SIMは月額7450円になります。


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